CASがスカンデルベウの上訴を棄却

スポーツ仲裁裁判所(CAS)が、UEFA上訴委員会が下した決定に対するKSスカンデルベウの上訴を棄却した。UEFAはこの裁定を歓迎する。

UEFAはスカンデルベウに対するCASの決定を歓迎する
UEFAはスカンデルベウに対するCASの決定を歓迎する ©UEFA

スポーツ仲裁裁判所(CAS)が、2016年6月1日にUEFA上訴委員会が下した決定に対する、KSスカンデルベウの上訴を棄却した。UEFAはこの裁定を歓迎する。

試合結果の操作に関与したとして、UEFA規律委員会はスカンデルベウの2016-17シーズンUEFAチャンピオンズリーグへの出場停止処分を決定(UEFAチャンピオンズリーグ大会規約4.02条)。この処分がCASによって確定した。

この件により、アルバニアのクラブによる欧州カップ戦、国内リーグ戦で不審な賭けパターンを検出したUEFAの賭博不正検出システム(BFDS)の信頼性が裏付けられたことになる。

UEFAがパートナーであるSportradarと緊密に連係して調査の結果、倫理・規律委員会の調査員が通常の賭博市場とは相反する一定の賭けパターンを確認。本件はまずUEFA上訴委員会により分析されたあと、CASによる分析がなされた。

この裁定で、CASは八百長から国内リーグとUEFA主催大会の双方を守る努力を支持。また大会の品位を保証するツールとして、スポーツレーダーとの連係で進化したUEFAのBFDSに信頼を寄せている。

UEFAのBFDSは、UEFA主催大会と欧州各国リーグ戦で増え続ける不正操作の脅威に対抗して2009年に構築された。BFDSの役割は、欧州とアジアにおける主要なブックメーカーの監視して、賭博の主要市場で試合前と試合中(ライブ) における不審な賭けの動きをマークすることだ。 賭博の主要市場はアジアンハンディキャップ(AHC)、トータルズ(1試合におけるゴール数の予想するもの)、 1X2 (ホームチームの勝利、ドロー、アウェーチームの勝利を予想するもの)となっている。

これらの賭博市場を監視することで、すべてのUEFA主催試合(1シーズン最大2000試合)、およびUEFA加盟協会の1部・2部リーグ戦とカップ戦をカバーすることができる(1シーズン最大3万試合)。この監視方法は最新式のアルゴリズムと数学的モデルで、算出されたオッズと実際のブックメーカーによるオッズを比較し、特定の時間帯のオッズが不審なものであるかどうか判定する。

 

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