ロシア、ユスポフを代理招集

「スパイクも持ってきていない」というアルトゥル・ユスポフが、負傷したイーゴリ・デニソフの代わりとしてロシア代表に招集されることになり、休暇を切り上げてチームに合流した。

ロシアのUEFA EURO 2016ベースキャンプ地で記者会見に出席したアルトゥル・ユスポフ
ロシアのUEFA EURO 2016ベースキャンプ地で記者会見に出席したアルトゥル・ユスポフ ©Getty Images

アルトゥル・ユスポフにとって嵐のような24時間が過ぎた。5日昼の時点ではモンテカルロで休暇を楽しんでおり、ロシアとセルビアの親善試合をテレビ観戦しようとしていた。

ところがその1日後、MFのユスポフはロシア代表としてUEFA EURO 2016に参加することに。チームの大会ベースキャンプ地であるパリのクロアジー=シュル=セーヌで最初の練習に加わった。「今日、モスクワへ飛行機で戻る予定だった」とユスポフは明かす。「スパイクもキットも持ってきていなかった。ロマン・ノイシュテーターに借りるしかなかったよ」

ゼニトでプレーする26歳にチャンスが回ってきたのは、1-1のドローに終わった5日のセルビア戦で32歳のイーゴリ・デニソフがハムストリングを負傷し、本大会に出場できなくなったためだった。たまたま近い場所にいたユスポフは、チームに合流するようにレオニード・スルツキ監督に求められた。

「モナコで代表チームと同じホテルに泊まっていたんだ」とユスポフは説明する。「たまたまだけどね。14日間の休暇のあとだけに、頭を切り替えるのが難しい。まだ状況をしっかり把握できていないよ」

すでにセントラルMFのアラン・ジャゴエフを5月のメンバー発表前に失っているスルツキ監督は、デニソフの欠場でさらなる打撃を受けたことになる。

登録選手変更規則
UEFA EURO 2016大会旗約(英語)にの44条3項に基づくと、各チームは大会開幕前なら負傷した選手の入れ替えが可能。ただし、UEFA医療委員会の医師と当該クラブのチームドクターの両方が、「ケガまたは病気により当該選手の大会出場が大きく妨げられるていること」を確認することが条件となる。

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